ふくまる日記

毎日の子育てと介護。泣いたり笑ったりしながら書いています

《回想録》義父が生活保護を受けることになった経緯

これは少し過去のことを振り返ってます。

 

市役所で介護保険の担当の方と話をしていたときのことです。
「同居の場合はヘルパーさんを頼めない」という現実に直面し、思わず口にしてしまいました。

「仕事して、小さい子供を育てて、同居で親をみようとしてる人に…
それじゃ死ねって言ってるんですかね?」

今思うと、とても余裕のない幼稚な発言でした。(反省)
けれど、それくらい私自身追い詰められていたのかもしれません。

👇その頃の話

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そのとき担当の方が、生活福祉課(生活保護の窓口)を紹介してくれました。
「一度、生活保護についても話を聞いてみませんか?」
この言葉で、初めて「生活保護」という選択肢を現実的に考えるようになりました。

しかしすぐに壁にぶつかります。
同居の場合、生活保護は世帯単位。つまり全員が受ける必要があるのです。
我が家は結婚当初、義母の金銭管理のこともあり同居がうまくいかず、私の貯金を取り崩すところからのスタートでした。
(このことについては、また別の記事で書きたいと思います)

そこからコツコツと貯金し、資産運用もして、やっと家を建て、今の生活が平穏なものになりました。
それを壊して「同じ世帯で生活保護を受ける」という選択は、とても考えられませんでした。

ただちょうどその頃、義父が「やっぱり自分で暮らす」と言い出し、自宅に戻る話が出ていました。
その流れで職員さんから「別世帯として一人で生活保護を受けることができるかもしれません」と聞いたのです。

「同居で共倒れするしかないのか」と思っていた状況から、ようやく別の道が開けてきたのです。

その後、周りの人に相談したり、義父本人の希望もあって申請が進み、無事に生活保護を受けられることになりました。
申請が通ったときには、「義父も私たちもこれでなんとか生活は続けられるかもしれない」と思ったのを覚えています。

そして同時に、「これで共倒れだけは避けられる」と安堵しました。
介護を続けるためにも、私自身や家族が倒れてしまっては意味がありません。

もちろん生活保護には制限や世間的なイメージもあります。
けれど、この制度がなければ義父の生活は立ち行かなかったでしょう。
私たち家族にとっても、介護を続けるために必要な選択肢でした。

ただ一方で、今も心に残っているのは「同居していると受けられない介護サービスもある」という現実です。
現在は義父も別世帯となり、週2回のヘルパーさんに来てもらえるようになりましたが、
同居をしている人だってサポートが必要なはず。制度がそこに追いついていないことへの疑問は今も消えません。

義父が生活保護を受けることになった経緯は、私にとって「家族を守るために制度に頼る」という選択を実感した出来事でした。

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