ずっと行きたかったお遍路。
色々なことが落ち着いてきた今。
歩くのはむずかしいけど、車なら行けるかもと思って、思いきって出かけてみました。
向かったのは、1番札所・霊山寺(りょうぜんじ)。
🚗 第1番札所 霊山寺(りょうぜんじ)へのアクセス・駐車場メモ
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駐車場の有無:あり(約100台)
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駐車料金:無料
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ここがポイント: お寺のすぐ目の前に、広くて停めやすい駐車場があります。段差もほとんどなくて、本堂までも平坦な道なので、体力に自信がない方や車椅子の方でも安心してお参りできますよ。 駐車場のすぐ横には「門前一番街」という大きな売店があって、ここでお遍路グッズ(白衣や納経帳など)を一式揃えることができます。「何を買えばいいかわからない…」という時も、お店の方が優しく教えてくれるので大丈夫。 高速のインター(板野ICや藍住IC)からも近くて、大きな道路(県道12号)沿いにあるので、迷うことはまずありません。
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道の狭さレベル:★☆☆☆☆ 道幅も広くて、運転が苦手な私でも「これなら大丈夫!」と思える走りやすい道でした。
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トイレ:あり 駐車場横の売店付近や境内にもきれいに管理されたトイレがあります。これからの長旅に備えて、ここで済ませておくと安心ですね。
お遍路の「発心(ほっしん)の道場」と呼ばれる、まさに“はじまりのお寺”です。
駐車場からもう“お遍路の世界”
まずは駐車場に車を停めて、
その向かいに、大きな建物がありました。
お寺とは少し雰囲気が違っていて、ここがどうやらお遍路の準備をする場所のよう。
中には、白衣やわげさ、金剛杖、納経帳など、
お遍路に必要なものがずらっと並んでいました。
(※この中は撮影禁止です)
気候がよくなってきたせいか、海外や県外からの方たちもたくさん。
皆さん、お遍路の準備を整えていました。
スタッフの方がいて、「初めてなんです」と話すと、
とてもやさしく一つひとつ教えてくれました。
納め札の書き方を教えてもらう
その中で、特に印象に残ったのが「納め札」の書き方。
「日付は“7年11月吉日”でいいですよ」
「住所は○○県○○市までで大丈夫です」
そんなふうに細かく教えてくれました。


そして最後に、
「本堂に一枚、お大師堂に一枚、納めてくださいね」
「箱がありますから、ちゃんとそこに入れてくださいね」と言われました。
‘’ちゃんと‘’という言葉に、なんだか背筋が伸びました。
ほんの小さな紙一枚でも、そこに気持ちを込めて納める。
そのひとつひとつが“お遍路の作法”なんだなと思いました。
お遍路の衣装をそろえて、いざ出発
納め札を書いたあとは、衣装をそろえました。
私は袖なしの白衣と、首から下げるわげさを購入。
娘の分も探したけれど、子ども用の白衣(文字入りのもの)は置いていなかったので、
「途中の札所や通販でも買えますよ」と教えてもらいました。


なので今回は、娘は白衣なしで、私の隣を歩くスタイル。
「ママと一緒に回る人」みたいな感じで、元気についてきてくれました。
他にそろえたものは、お線香とライター。
私は数珠とローソクは持っていたので買わなかったです。
他に金剛杖や頭からかぶる遍路笠もここで買えます。
「発心」と書かれた赤い鳥居をくぐる
準備を終えて外に出ると、目の前に赤い鳥居。
「発心(ほっしん)」と大きく書かれた文字が見えました。
ここからが、ほんとうの“はじまり”。

鳥居の前で「ここでお辞儀をして入るんだよ」と娘に伝えると、
まだよくわからないまま、私のまねをして手を合わせてぺこり。
その姿がなんだか可愛くて、思わず笑ってしまいました。


次のお寺の正門に着いたときには、
娘はちゃんと自分で手を合わせてお辞儀をしていて、
「もう覚えたの?」とびっくり。
小さな成長を見せてくれて、嬉しくなりました。
娘がもらった“グミのお接待”
境内を歩いていると、娘が地元の方から小さな袋を渡されました。
アンパンマンのかわいいグミのお菓子。
どうやら“お接待”としてくださったようで、
娘は少し恥ずかしそうにしながら「ありがとう」と小さな声で言っていました。
お接待してくださった方へのお礼として、
おさめ札を渡すという作法を後から知りました。
次回からは用意しておこうと思います。
娘もお遍路の意味まではまだわからないけれど、
こうやって人のやさしさに触れる経験ができたのが、
この日のいちばんの宝物だった気がします。
手を合わせて、静かにスタート
本堂の前で手を合わせてお辞儀。
中の明かりが幻想的で厳かな気持ちになりました。


線香の香りがふわっと漂って、心が静かになるのを感じ、
お遍路って、厳しい修行というより“心を整える時間”なんだなと感じました。
娘と一緒にこうして来れたこと。
それだけで十分ありがたい一日でした。
今日も読んでいただきありがとうございました。
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