冬休みに入って、毎日のお昼ご飯の準備や、ダラダラしがちな時間の使い方に頭を抱えている今日この頃です。 特にYouTubeやゲームの時間、どうしても長くなっちゃいますよね。
「もう終わりにしなさい!」とガミガミ言うのも、お互いストレス…。 なので最近は、本人が納得して画面から離れられるように、「ゆるっとデジタルデトックス」を意識して、アナログな遊び(特にしりとり!)を家の中で流行らせています。
そんな冬休みのある日、私が在宅ワークをしているときに、ふとしたきっかけで「AI vs 娘」の対決が幕を開けました。
「ねえ、AIさんってしりとりできるの?」
冬休みなので、私が家で仕事をしていると、どうしても娘が近くにいることが多くなります。
私は仕事柄、ChatGPTというAIを使うことがあるんですが、最近は「高度な音声モード (Advanced Voice Mode)」といって、AIと普通に人と話してるみたいに会話しながら作業をすることもあるんですね。
私がパソコンに向かって、 「ねえ、この英語のフレーズ、もっと自然な言い回しある?」 なんてAIに話しかけているのを、横で宿題をしていた娘がじーっと見ていたんです。
そして、私の仕事がひと段落したタイミングで、娘が興味津々な顔で聞いてきました。
「ねえママ、そのAIさん、お勉強はすごいけど……しりとりはできるのかな?」
なるほど、そう来たか!(笑) 子供って、大人が思いつかないようなことを純粋な興味で聞いてきますよね。
「どうだろう? やってみる?」 「うん、やってみたい! 私が勝負する!」
こうして、仕事の合間のちょっとした息抜きとして、「天才AI vs 小学2年生」のしりとり対決が始まりました。
まさかの「ポンコツぶり」に大爆笑
娘にとってAIは、ママの仕事を手伝ってくれる「なんでも知ってる超天才な先生」。 だからきっと、娘も最初は「すごい勝負になるかも」と思っていたはずです。
でも、いざ始まってみると…。
AI:「りんご」 娘:「ゴリラ」 AI:「ラッパ」 娘:「パンダ!」
(……長い沈黙……)
AI:「……りんご、ゴリラ、ラッパ、パンダ」
娘:「えっ!? なんで最初から言ったの!?」
そう、自分の番の言葉を言うんじゃなくて、今までの履歴を丁寧に読み上げちゃったりするんです(笑)。 で、「次は?」と聞くと、また沈黙して…。
AI:「……(考え中)……あ、すみません、そうでしたね……」
(実際は「りんご・ごりら・ラッパ…」のようなスムーズなラリーもできてはいません。)
さらに面白かったのが、ルールの確認をしたとき。
私:「ねえ、しりとりのルールわかってる? 『ん』がついたら負けだよ?」 AI:「はい、理解しています。前の言葉の最後の文字から始まる単語を言い、『ん』で終わる言葉は使いません」
めっちゃ流暢に説明するじゃん! なのに、再開した途端。
AI:「……キリン」 娘:「『ん』ついたーー!!(爆笑)」
言ってることとやってることが全然違う!!(笑)

あと、同じ言葉は使わないという追加ルールも「はい。分かりました。同じ言葉は繰り返しません。」と言うものの何度も繰り返します。
AI:「……かえる」
娘:「かえるってさっき言ったよー!」
AI:「そうでしたね。.......(完全に言葉が出ない)」
最後は固まってしまったように応答がなくなったので、「今日は終わりにしよう!娘ちゃんの勝ち!」と軍配をつけて終わらせました。
ルールは言葉で完璧に説明できるのに、いざやるとできない。 あの、ポケモンの進化を完璧に言えるAIが。 私の仕事をバリバリ手伝ってくれるAIが。 幼児でもできる「しりとり」でボロボロなんです。
なぜ天才AIは「しりとり」が苦手なのか?
あんなに難しい計算や文章作成ができるのに、どうして幼児でもできるしりとりができないの?
不思議に思って調べてみたら、なるほど!と思う理由がありました。 どうやらAIにとっての言葉は、私たちが感じている「文字」や「音」とはちょっと違うらしいんです。
【AIがしりとり下手な理由】 AIは言葉をひらがなの「あ・い・う」ではなく、「意味のかたまり(トークン)」という記号として認識しているそうです。
たとえば「りんご」と言われたとき、私たちは「り・ん・ご」という3つの音を思い浮かべて、最後の「ご」をとりますよね。 でもAIは、「りんご(ID:12345)」みたいなデータとして処理しているイメージ。
だから、「意味」をつなげて会話を成立させるのは大得意だけど、「最後の文字の音をとってつなげる」という、音の構造を遊ぶことは、仕組み上すごく苦手なんだとか。
詳しい人に聞くと、「AIへの指示の出し方(プロンプト)をもっと細かく設定すればできるよ」とのこと。
でも……「しりとりしよ!」の一言だけで、細かい説明なしに阿吽の呼吸で遊べる。
それが一番の楽しさだし、それを自然にできるのが「人間」なんですよね。わざわざ説明書を渡さなきゃ遊べないなんて、ちょっと無粋だなぁなんて思っちゃいました(笑)。
「人間ってすごくない?」という発見
このポンコツなAIを見ていて、娘はパァッと明るい顔で言いました。
「AIさん、難しいことはできるのに、しりとりはできないんだ! 私のほうが上手だね!」
高性能に見えるAIにも「できないこと」があって、しかもそれは自分には簡単にできることだった。 その発見が、娘にとってはすごく痛快で、面白い体験だったみたいです。

そして私自身も、ハッとさせられました。
しりとりって、よく考えたら非効率な遊びですよね。 会話として意味がつながるわけでもないし、ただ「お尻の文字をつなぐ」「んがついたら負け」という縛りがあるだけ。
でも、私たちはその「不自由なルール」を面白いと感じる。 言葉の「意味」だけじゃなく、「リズム」や「響き」を身体感覚として楽しんでいるんです。
AIは「正解」を出すために進化してきました。 だから、「意味のないルールで遊ぶ」という回路がそもそもないのかもしれません。
逆に言えば、「無駄なことを、感覚的に楽しむ」ことこそが、人間にしかできない高度な能力なんじゃないかな、なんて思いました。
人間って素晴らしい!
まとめ:AIにはできない「人間だけの強み」
冬休みの何気ない一コマでしたが、今回のしりとり対決は、単なる遊び以上のものを私たち親子にくれました。
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AIは万能じゃない。 構造的に「音遊び」や「感覚」は苦手。
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人間には、AIには真似できない「感性」という武器がある。
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「なんでも知ってるAI」に勝てた経験は、子供にとって最高のエンタメになる。
娘は「AIさんは計算係ね!私はしりとり係!」なんて笑っています。 これからAIと共存していく時代、こうやってお互いの得意不得意を認め合って、うまく付き合っていけたらいいですよね。
みなさんも冬休みの時間、ぜひお子さんと一緒にAIに挑んでみてください。 その愛すべきポンコツ具合に、きっと親子で「人間っていいね!」と盛り上がれると思いますよ!
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