ふくまる日記

毎日の子育てと介護。泣いたり笑ったりしながら書いています

【お遍路日記⑤】娘と一緒に行く地蔵寺|800年の大銀杏と淡島堂で胸が熱くなった話

👇1番札所からのお遍路の記録

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4番・大日寺の「朱色の門」に癒やされた後、車でわずか5分ほど。 続いて訪れたのは、5番札所・地蔵寺(じぞうじ)です。

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🚗 第5番札所 地蔵寺(じぞうじ)へのアクセス・駐車場メモ

  • 駐車場の有無:あり(約50台)

  • 駐車料金:無料

  • ここがポイント: お寺の入り口すぐ横にかなり広めの駐車場があります。 平地で停めやすく、台数も多いので安心です。ただ、秋の紅葉シーズン(特に大銀杏が色づく頃)は観光客の方も多くて混み合うかもしれません。 4番さんからの道も基本的には広くて走りやすい道ですが、お寺周辺の細い道には少し注意が必要です。

  • 道の狭さレベル:★☆☆☆☆ ほとんど問題ありません。お寺の直前で少し細い路地に入りますが、距離は短いので初心者さんでも大丈夫。

  • トイレ:あり 駐車場の近くにあります。ここも比較的きれいに管理されていました。

ここは、樹齢800年の大銀杏や五百羅漢が有名なお寺ですが、実際に足を運んでみると、ガイドブックには載っていない「不思議な空気感」に包まれた場所でした。

今回は、子連れお遍路ならではの失敗談(娘が怖がって入れなかった場所など…笑)と、私自身が胸が熱くなった「先祖供養尊」や「淡島堂(あわしまどう)」での体験について綴ります。

樹齢800年!「たらちね銀杏」と広々とした境内

駐車場に車を停めて境内に入ると、まずその広さに驚きます。 そして目に飛び込んでくるのが、巨大な「大銀杏(おおいちょう)」。 樹齢は約800年。「たらちね銀杏」とも呼ばれ、母乳の出が良くなるなど、子供の成長を見守ってくれるご利益があるそうです。

私たちが訪れた時は、残念ながら葉っぱが散ってしまった後でした(泣)。 「あちゃー、遅かったか〜」と娘と苦笑い。 でも、葉がなくてもその幹の太さと生命力は圧巻です! 黄金色の絶景を見たい方は、11月中旬〜下旬頃を狙ってみてくださいね。

季節によってこんな絶景が見られます👇

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広い空の下、娘は元気いっぱい

境内は本当に広々としていて、空が抜けるように高いんです。 難しいことはわからなくても、この開放感が嬉しいのか、娘は楽しそうに小走りで回っていました。

お寺特有の堅苦しさがなくて、包容力がある空間だなぁと感じます。

本堂の前で足が止まった。「先祖供養地蔵尊

参道をまっすぐ進むと、本堂が見えてきます。 どっしりとした風格があって、歴史の重みを感じる建物です。

本堂

その本堂のすぐ前に、ひときわ大きな「先祖供養地蔵尊」がいらっしゃいました。 ご先祖様の供養はもちろん、水子供養もできるお地蔵様だそうです。

先祖供養地蔵尊

その優しいお顔を見上げた瞬間、ふと、昔の記憶が蘇って足が止まりました。 実は私、今の娘を授かる前に、度重なる流産を経験しているんです。 あの頃は自分を責めたり、出口のないトンネルにいるような気持ちでした。

「……」

言葉には出さず、ただ静かに手を合わせました。 あの子たちの分まで、この子が元気に育ってくれますように。 そして、今こうして娘と一緒に歩けている奇跡に、改めて「ありがとう」と伝えました。

お遍路って、ただお寺を回るだけじゃなくて、こうして自分の人生や過去と静かに向き合う時間でもあるんですね。 なんだか、心の澱(おり)が少し溶けたような気がしました。

向かい合う本堂と大師堂。独特の距離感

お参りをしながら境内を見渡して、「あれっ?」と思ったことがあります。 それは、建物の配置です。

普通のお寺は、本堂と大師堂が並んでいたりすることが多いのですが、ここ地蔵寺は「本堂」と「大師堂」が、広場を挟んで端と端で向かい合っているんです。

その距離感が、なんだかとても独特。 広々とした空間の向こうに見える大師堂は、他のお寺よりも色鮮やかに飾られているような、華やかなオーラを感じました。

色鮮やかな大師堂

大師堂の近くには、修行中のお姿をした大師像もありました。 遠くから見守ってくれているような、凛としたお姿です。

娘は拒否!?有名な「五百羅漢」の壁

地蔵寺といえば、本堂の裏手(奥の院)にある「五百羅漢(ごひゃくらかん)」が有名です。 (※拝観料:大人300円)

「いろんなお顔の像があるんだって。行ってみる?」 と誘ったのですが、建物の入り口の少し薄暗い雰囲気を感じ取った娘が……

「……怖い。絶対やだ」

と、まさかの拒否!(笑) 4番の観音様は大丈夫でしたが、羅漢さんの迫力ある雰囲気は、小2の娘にはハードルが高かったようです。 無理強いは禁物なので、今回は断念。また一人で来た時にゆっくり見てみようと思います。 お子さんと一緒に行く方は、「入れないかも?」と想定しておくといいかもしれません。

心が震えた「淡島堂」と不思議な感覚

五百羅漢は諦めましたが、大師堂のすぐ横に、とても気になるお堂がありました。 「淡島堂(あわしまどう)」です。

ここは、「へちま加持(かじ)」という独特の祈祷で知られていて、病気、特に「婦人病」や「喘息」を封じ込めるご利益があるそうです。

お堂の前に立った瞬間、不思議な感覚になりました。 なんだか、ここだけ空気が柔らかいというか、濃いというか。

今は、義父の介護や病気のことで悩む日々。 そんな、普段は心の奥底に沈めている「家族の病気」や「女性としての不安」が、ここで急に溢れ出してきました。

悲しいとか辛いというよりも、「全部わかってるよ」と優しく包み込んでもらっているような感覚。 さっきの先祖供養尊でも手を合わせましたが、この淡島堂では、さらに深く、自分の心と向き合えた気がして、自然と目頭が熱くなりました。

体の悩みや家族の健康を願っている方は、ぜひここでゆっくり手を合わせてみてください。 きっと、何か感じるものがあると思います。

見逃し厳禁!「板野高校」のスタンプラリー

しんみりした気持ちでお参りを終え、納経所へ。 ここで係の方が教えてくれたのが、「消しゴムはんこスタンプラリー」でした。

地元の板野高校の生徒さんが作ったもので、3番・4番・5番のお寺にスタンプがあり、3つ重ねて押すと絵が完成するんだそうです。

「えっ! 3番も4番も行ったのに気づきませんでした😭」

ショックを受ける私に、「前の札所では気づかない方も多いんですよ〜」と優しく笑う係の方。 悔しいので5番だけ「ポン」と押しました(笑)。

板野高校のお遍路スタンプラリー(未完成)

これから行く皆さんは、ぜひ3番・金泉寺から探してみてくださいね!

まとめ

広々とした境内のベンチで、娘とお茶を飲みながら「ふぅー」と深呼吸。 地蔵寺は、大銀杏の迫力、五百羅漢のミステリアスさ、そして淡島堂の優しさ……いろんなエネルギーが混ざり合った、不思議なお寺でした。

地蔵寺の見どころまとめ】

  • 大銀杏:見頃は11月後半。

  • 配置:向かい合う本堂と大師堂の距離感が面白い。

  • 淡島堂:女性におすすめ。「へちま加持」で病気封じ。

  • スタンプラリー:3番からスタートをお忘れなく!

さて、次はいよいよ6番札所・安楽寺(あんらくじ)へ。 心も体も癒やしてくれる「温泉」があるお寺です! 母娘の旅、まだまだ続きます。

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