昨日の夜のことです。
バタバタと過ぎていく毎日。 夕飯の片付けが終わって、洗濯物を干して。
「ふぅ……やっと終わったー」
そうやって椅子に座り込んだ瞬間のことです。 トタトタと足音が聞こえてきて、娘(小2)が目の前に現れました。
手には、おままごと用の小さな買い物かご。
「ママ、レジお願いしまーす!」
あ、まだ営業中でしたか(笑) もう少し休みたかったなぁ……なんて思いつつ、 「はいはーい、ピッしますね~」 と店員さんモードに切り替える私。
でも、そのカゴの中には、いつもと違うものが入っていたんです。
小さな「くじ引き」の中身

カゴの中には、野菜のおもちゃに混ざって、ひとつだけ小さな紙切れが入っていました。
「あ、これね、くじ引きでーす! 開けてみて!」
娘がニカっと笑って言います。
見てみると、丁寧に三角に折られた紙に、可愛い絵が描いてある。

なんだろう? 「当たり」とか「はずれ」とか書いてあるのかな? それとも「肩たたき券」とか?

そんな軽い気持ちで、その紙をペラっと開いてみました。
そこに書いてあったのは、予想もしない言葉でした。

「ママ だいすき」
……不意打ちでした。
一瞬、時が止まったような気がして。 なんだかもう、胸がいっぱいになってしまって。
「え……」と言葉に詰まる私を見て、娘はちょっと照れくさそうに、でも嬉しそうにしています。
「親の顔が見てみたい」
私はいつも、娘に「大好きだよー」って伝えて抱きしめています。 でも最近の娘は、小学2年生になってちょっとお姉さんぶることも増えてきて。先日も友達と遊ぶからと、休日にフラれたばかり。
「ぎゅーさせてー」と言うと、「もう!ママ~」なんて、少し呆れたように返されることもあったんです。
それなのに。 昨日は、私が紙を見つめて固まっていると、
「ぎゅーっ。充電するねー。」
って、娘の方から小さな腕を回して抱きしめてくれたんです。
その温かさと、柔らかい重みを感じたら、 家事の疲れなんて一瞬で吹き飛んでしまいました。
思わず私も、娘を抱きしめ返して、こう言っちゃいました。
「なんだこの子はー! こんなに可愛いことするなんて、親の顔が見てみたいなー!!(笑)」
娘は私の胸の中で「えへへ」と笑っていました。
心の貯金を増やしていく
子育てって、イライラすることも、悩むこともたくさんあります。 「もう嫌だー!」って投げ出したくなる日もたくさんあります。
でも、こういう瞬間があるから、また頑張れるんですよね。
いいことって、放っておくと日々の忙しさに紛れてすぐに忘れてしまいそうになるから。 こうやってブログに書いて、「心の貯金」として残しておきたいと思います。
いつか娘が大きくなって、反抗期が来たり、家を出ていったりしたとき。 この「ママだいすき」の紙と、昨日の夜の温もりを思い出せば、きっと私は大丈夫。
そんなふうに思えた、特別な夜でした。
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