
楽しみにしていた北海道・札幌旅行。 美味しいものを食べて、観光して…と楽しみにしていましたが、3日目の朝、事件は起きました。
娘の体が熱い。 昨晩の時点で38.5度~39度まで上がり、持参していた「咳止め」と「解熱剤」を飲ませて様子を見ていました。 薬が効いたのか、朝には少し熱が下がって楽そうに見えたのですが…まだ安心はできません。そして元気がないのも気になります。 しかも窓の外は、降り積もっている雪。
「この雪の中、病み上がりの子を連れて知らない小児科へ行くのは負担が大きすぎる…」
そこで思い出したのが、以前誰かのブログで読んだ往診・オンライン診療サービス「ファストドクター」でした。 私が住んでいる四国の田舎ではエリア外で使えませんが、「札幌なら使えるかも!」と、藁にもすがる思いでサイトを開きました。
まずは基本!登録から受診までの流れ
私が申し込んだ時の基本的な手順はこんな感じでした。スマホ(LINE)でもPCでも、大まかな流れは同じです。
📱 ファストドクター初期登録手順
1. 申し込みとURL受信 アプリまたはWebの「新規予約」画面から、電話番号・氏名などを入力し申し込む。 その後、SMS(ショートメール)にて「マイページURL」が届きます。
2. 情報登録(マイページ) SMSのURLからマイページにアクセスし、以下の情報を登録します。
保険証の画像(必須)
クレジットカード情報(決済用)
事前問診への回答
3. ビデオ通話の準備 診療時間になったら、マイページからビデオ通話(または電話)で受診開始。
手順だけ見るとシンプルで簡単そうですよね? でも、焦っていた私はこの「2. 情報登録」で、まさかの落とし穴にハマってしまったんです…。
今回は、実際に使って分かった「登録時の落とし穴」と、薬局で薬がない時の対処法「疑義照会」、そして医師の診断とリアルな指示について、私の体験談を記録します。
【失敗1】マイナカード連携ができない&事前登録の重要性
「今はマイナンバーカードで簡単に登録できるんでしょ?」 そう思って、マイナポータルからダウンロードした「医療保険の資格者情報」をアップロードしようとしたのですが…なぜかエラーが出てうまくいきません。
焦る気持ちを抑えつつ、結局「健康保険証」と「医療証(受給者証)」の写真を撮って登録しました。
★教訓:旅行に行くときは、事前に会員登録だけでも済ませておくべき!熱なんてしばらく出していなかったので油断していた私も悪いのですが、 いざ子供が発熱している時に、慣れないスマホ操作やエラー対応をするのは精神的にキツかったです。 (ちなみに私は最初PCからやりましたが、LINEからでもマイページ作成の流れは同じようです)
【失敗2】薬局が「近所の店」しか出てこない!?(住所の罠)
これが一番の罠でした。 会員登録の最初、「住所」の欄にうっかり自宅の住所を入れてしまったんです。
そうすると、薬の受け取り場所を選ぶときに、四国の自宅近くの薬局しか候補に出てこない! 「えっ、今いる札幌で受け取りたいのに!」とパニックに。
★教訓:最初に入れる住所は「ホテルの住所(滞在先)」にすること! これ、意外と見落としがちなので要注意です。
診察にて。「先生の読みは違うかも?」
なんとか住所を修正してマイページを作成し、いよいよ診察。 待機時間はわずか10分ほどで、すぐに東京の病院の先生とビデオ通話がつながりました。

画面越しに娘の様子を見てもらい、 「昨夜38.5度~39度まで上がったこと」 「持参した解熱剤で今は少し下がっていること」「アレルギーがあること」などを伝えると、先生は少し考え込んでからこう言いました。
先生:「うーん、この時期なのでインフルエンザも疑われますが…お薬で熱が下がっているなら、インフルは違うかもしれませんね」
おっ、インフルじゃないかも!? 少し希望が見えましたが、先生は慎重に続けます。
先生:「でも、確定診断はできませんから、念のため薬局で『抗原検査キット』を買って、ホテルで検査しておきましょうか」「もし、陽性の場合はその薬も出せますので」
ですよね…。 「多分大丈夫だろうけど、念のため」という慎重な判断。 高熱の原因がわからないまま過ごすより、白黒はっきりさせた方が安心なので、指示に従うことにしました。
「薬がない!」たらい回しと、救いの言葉「疑義照会」
診察後、処方箋をホテル近くの薬局に処方箋を送ってもらったのですが、ここからが長かったです。
1軒目の薬局から電話があり、「在庫がない」とのこと。 そこで調べると、口コミで「在庫がある薬局を自分で探して変更した方が早い」とあったのを見て、2軒目の連絡を待つ間に、手当たり次第に他の薬局にも電話をかけてみました。
しかし、早朝で開いてなかったり、やっとつながった薬局も「その薬は1種類だけ在庫切れです」という回答。 「薬を変えてもらえませんか?」と薬局に聞いても、 「勝手に変えることはできません。ファストドクターのほうで医師に薬を変更してもらってください」 と言われてしまいます。
どうすればいいか分からず、ファストドクターのオペレーターに電話。 でも、これが自動音声で非常に分かりにくく、何度も掛けなおしました。オペレーターにつながったのは診察後1時間以上過ぎてからでした。
そこで教えてもらったのが「疑義照会(ぎぎしょうかい)」という方法です。
オペレーターさん: 「薬局から医師に問い合わせ(疑義照会)をしてもらい、代わりの薬に変更する許可をもらうこともできますよ」
なるほど、薬局から先生に連絡してもらうのか! そうこうしているうちに、2軒目の薬局から電話が。 ここも「1種類だけ在庫がない」とのことでしたが、
薬剤師さん:「あ、代わりになるお薬があるので、そちらでお出ししますね(こちらから医師に確認しておきます)」
神様…! (おそらく薬剤師さんが先生に疑義照会してくれたんだと思います) 最初からこの仕組みを知っていれば、あんなに焦って電話をかけまくらなくて済んだかもしれません。
恐怖!雪の積もった歩道橋
薬の受け取り場所が決まり、ホテルの外へ。 マップを見ながら進んで行くと、大通りを渡るために「歩道橋」を渡らなければなりません。


これが一番怖かった。 雪が積もってカチカチになった階段と通路。 手すりを必死に掴んで、人がすれ違うたびに立ち止まって…。 「ここで転んで私が怪我したら終わる」という緊張感の中、へっぴり腰で進みました。
北海道の温かさに涙
やっとたどり着いた薬局。 ゼーゼー言いながら受付に行くと、薬剤師さんが優しく声をかけてくれました。
「大変でしたねぇ。タクシーで来られるかと思ってたから、まさかホテルから歩きとは…。帰りも気をつけてくださいね」
その一言が本当に温かくて、張り詰めていた糸が切れそうになりました。 北海道の人の優しさに触れて帰り道の元気をもらいました。

ホテルに着く少し前にセイコーマートで108円のコーヒーを買いました。冷えた身体に沁みました。
まとめ:もしもの時のために
ホテルに戻り、薬を飲ませてから検査キットを使ってみると、結果は「陰性」。 先生の言っていた通り、「インフルは違うかも」が正解でした!よかった〜。 お昼頃には熱も37度台まで下がり、元気が出てきました。
あとで思うと途中経過を記録しておけばよかったなと思いました。いろいろと必死で手配していたのでマイページの診察履歴だけですが、アプリで診察内容や領収書のダウンロードもできるようです。

※私の住む自治体では医療費も薬代も無料なので申請すれば返還される可能性があるようです。

今回の教訓まとめです。
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登録は旅行前に済ませておく(マイナポータル連携は過信しない)。
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住所入力は必ず「滞在先(ホテル)」にする。
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医師から「念のため検査キット」の指示があるつもりで準備する。
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薬がない時は「疑義照会(代わりの薬)」ができないか相談する。
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雪道の「歩道橋」は危険!無理せずタクシーを使う。
\ 実体験から痛感!常備して損なし /
トラブル続きでしたが、ホテルにいながら医師に診てもらえたのは本当に助かりました。 これから旅行に行く皆さん、準備と知識をお守りにして、楽しんできてくださいね!
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