今日はなんだか、ふとこんなことを思いました。
そういえば義父が倒れたのは、この時期だったなーって。
義父が倒れた時の記事はこちら👇
「高血圧は冬が危ない」とよく聞くけれど、あのときはまだまだ暑くて、
まさかこんな季節に…と驚いたのを覚えています。
病院へ向かう車の中、何度も時計を見ながら「早く、早く」と焦る気持ち。
現実なのに夢の中にいるようで、体も心も置いてきぼりでついてこない。
その日からしばらくは、常に何かに追いかけられているような感覚で過ごしていました。
実際、よく追いかけられる夢を見ていたんです。
寝ても休まらず、朝になっても疲れが取れない。
まさに「心を亡くす」と書いて忙しい、その言葉の通りの毎日でした。
でも、ここ最近は少し違います。
心が驚くほど穏やかになってきているんです。
同じように介護や子育て、仕事は続いているのに、
「まぁ大丈夫かな」と思えることが増えてきました。
その理由のひとつは、毎日ブログを書く時間をとるようになったことかもしれません。
パソコンに向かって言葉を紡ぐ時間が、気づけば自分との対話の時間になっていました。
回想録は、現実には嵐のようだった日々をすーっとなぞるような感じではあるけれど、
「苦しかったね」と当時の自分に声をかけられたり、
誰にも言えない気持ちを書くことができたり。
それが私にとって、とても大きな意味を持っているような気がします。
そして、もうひとつ。
娘が学校に行って、義父の予定が入っていないときのコーヒータイム。
この時間がまた格別なんです。
ほんの10分でも、ふっと肩の力が抜けて、
「ああ、今は穏やかに過ごせてるな」と実感できる瞬間。
あの頃には想像もできなかった、私にとっての大切なご褒美の時間です。
自分の心を一番大事にしなきゃいけないのに、
あの頃はそれすら忘れていました。
でも今は少しずつ、自分に寄り添えるようになってきたように思います。
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