おはようございます!ふくまるです。
先日のブログで、「娘が欲しがっていたマイクラのアイスケーキが予約できなかったー!」と嘆いていたのを覚えていらっしゃるでしょうか?
12月生まれ、しかもクリスマス直前の誕生日。 毎年この「ケーキ問題」には頭を悩ませるのですが、今年はついに希望のものが手に入らないという事態に…。
でも、それでも誕生日はやってきます。 「ないなら、あるもので楽しむしかない!」と気持ちを切り替えて迎えた当日。
結果どうなったのか? そして、今年から変えてみた「新しい誕生日会のカタチ」と、8歳を迎えた娘への想いについて、今日は書いてみようと思います。
「頑張りすぎない」を選んだ、家族3人だけの夜
実は今年、ケーキ以外にも大きく変えたことがあります。 それは、「誕生日は家族3人だけで過ごす」と決めたこと。
これまでは、娘の希望もあり義実家や親戚を呼んでホームパーティーをするのが毎年の恒例でした。 部屋を飾り付けて、人数分の料理を作って、お酒を用意して、ケーキを切って、気を使って…。
でも、今年は夫と娘に正直に伝えました。 「今年は、3人だけでゆっくりお祝いしたい」って。
去年までは義父の介護や病院の付き添い、自分の仕事、家事…と、本当に息ができないような毎日でした。 イベントごとは楽しいけれど、その準備と後片付け、そして気遣いで、主役をお祝いする前に私が疲れ果ててしまうことが多かったんです。
「今年は余白がほしい。無理をしたくない」
夫も「そうだね、外食にしよう」と快諾してくれました。
当日の朝は起きてきた娘に「お誕生日おめでとう!生まれてきてくれてありがとう!」と抱きしめて一日が始まりました。
夜は、「主役が食べたいもの」を聞いて、家族で外食へ。 「今日はママもキッチンに立たないぞ!」と決めて、美味しいご飯を堪能しました。




色々と食べましたが、娘が自分で欲しいと言ったのはこんなメニュー。
子供にしては、ちょっと注文するものがしぶいと家族や友人に言われます(笑)
洗い物もないし、準備に追われることもない。 娘の話をゆっくり聞いて、夫と「大きくなったねぇ」と笑い合う。
そんな穏やかな時間が、今の私には何よりゆったりできました。 家に帰ってきてからは、リラックスモード。
「盛大なパーティー」も素敵だけど、「ママが笑っている誕生日」が、娘にとっても一番いいのかもしれませんね。 自分が思ってた以上に3人だけの時間が楽しくって尊くて、翌日に疲れてない自分がいて改めて幸せをかみしめました。
12月生まれの宿命? 代わりのケーキへの反応は…
さて、いよいよケーキの登場です。 マイクラのケーキがダメだと分かった時の、あの娘の悲しそうな顔…。 親としては「ごめんねぇ…」と胸が痛かったのですが、結局当日用意したのはこれ。
はい、もう見た目は完全にクリスマスです(笑)。 みんなサンタさんの帽子かぶちゃっていますが、ロウソクを立てれば立派なバースデーケーキ!


ドキドキしながら持って行った瞬間、娘の反応は……
「わあ! ピカチュウだー!!✨」
あ、あれ? すごく喜んでる?
マイクラじゃなかったから、ガッカリされるかと思っていたのですが、娘にとっては「大好きなアイスケーキであること」と「ポケモン(ピカチュウ)」であることが嬉しかったみたい。

親が勝手に「希望通りじゃなきゃダメだ」と思っていただけで、子供は意外と目の前の「スペシャルなアイス」に大満足してくれるものですね。 ここでようやく、私の肩の荷が下りました。ホッ…。
「七歳までは神のうち」を卒業して
そしてお待ちかねのプレゼントタイム。 リクエスト通り、「レゴ マリオカート」を渡しました!


箱を見た瞬間、この日一番のビッグスマイルで「これ欲しかったやつー!」と飛び跳ねていました。
翌朝も、起きてすぐにパジャマのまま組み立て開始。 小さな手で、黙々とパーツを組み合わせていく背中を見ながら、ふと、あるブロガーさんが書いていた言葉を思い出しました。
「七歳までは神のうち」
昔から、数え年で7歳までの子どもは神様から預かっている存在で、魂がまだ定まっていない不安定な時期だと言われていたそうです。
乳幼児の死亡率が高かった時代に、神に近い存在(あの世の所属)として大切にされてきたことからできたことわざです。

小さい頃は喘息気味で、入院することもありました。 熱性けいれんを起こしたこともあり、熱が出ると40度を超えることも度々、熱が出るたびに心配して、「代わってあげたい」と何度も願った日々。せき込む夜は抱っこしたまま二人で寝ることも何度となくありました。
それが今では、元気に友達と走り回り、マイクラやポケモンに夢中になり、新幹線やバスのような乗り物が大好きで、好きな分野のマニアックな話を披露してくれます。 最近じゃ口答えも一丁前になってきて、私の間違いや物忘れを指摘することも増えました(笑)。
しかし、義父の身体を気遣ったり、ちゃんと挨拶できたり、私たちや周りの人に感謝を伝えられる優しい一面も見せてくれます。(私はこれだけではなまる満点だと思っています。)
でも、近頃の「生意気さ」さえも、ここまで無事に育ってくれた証拠なんだなぁと。 神様から預かっていた時期を過ぎて、しっかりとこの子の足で歩き出したんだなと感じて、なんだか感慨深い気持ちになりました。
まとめ
今年の「ケーキ難民」騒動は、「代わりのケーキでも笑顔満点」というハッピーエンドで幕を閉じました。
そして、勇気を出して「やらないこと」を決めた誕生日会。 親戚とワイワイするのも楽しかったけれど、今の我が家にはこの「こじんまりスタイル」が合っている気がします。
さあ、誕生日が終わったと思ったら、すぐにクリスマス本番! サンタ業務完了まであと少しですね。
そして今日から冬休みのスタートでもあります。
私は、仕事に家事に義父のことに…と色々と疲労がたまってきていますが、なんとか体調を整えて年末まで駆け抜けたいと思います。
世のお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、全ての子供を見守る大人の方々、いや大人も子供もみんなみんな。 ケーキが希望通りじゃなくても、パーティーが手抜きでも大丈夫。 「おめでとう」の気持ちさえあれば、大人も子供もちゃんと笑顔になってくれますよ😊
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