
夏休みが終わり、また学校が始まるこの時期。
去年の今頃、私はこんな記事を書きました。
「逃げるのは弱さじゃなく、自分を守る大切な選択」
この気持ちは、今も変わりません。
ただ、この1年色々な人の話を聞く中で。
もう少し違う角度から、書いてみたくなりました。
先日、YouTubeで、ある人気のパン屋さんのご主人の話を見る機会がありました。
今は週に3日ほどしか働いていないそうです。
以前は、ほぼ休みなく働いていたのに、利益はずっとトントン。
それが、働き方を変えてからは、しっかり利益が残るようになったそうです。
『え、どういうこと?』
と思いながら見ていくと。
忙しく働いていた頃は、ボールが転がっただけでイライラしてしまう。
そんな自分だったと、振り返っていました。
その話を見ながら、
『ダブルケアで追い詰められてた時の私』
と重ねてしまいました。
あの頃の私も、同じ場所で、同じやり方のまま、なんとかしようともがいていました。
でも、そうじゃない。
その場から離れること。
今やっていることを、一旦やめること。
そうやって、意識的に余白を作らないと。
まともに考えることすら、できなくなっていくんです。
それを、もっと強く実感させられたのが、知人の話でした。
以前、彼はかなりのブラック企業に勤めていました。
しょっちゅう罵倒されて。
いつしか「自分には能力がない」と、本気で思い込んでいたそうです。
そんな時、ひょんなきっかけで出会った人に。
「関わる人間や、環境を変えてみたら?」
そう勧められたんだそうです。
それまで参加したことのなかったコミュニティに、思い切って飛び込んでみたら。
そこで、転職のアドバイスをしているプロに出会って。
転職した先はホワイト企業で、収入も大きく増えて。
何より、自分に対する自信が戻ってきたそうです。
自信を取り戻したことで、素敵な人とも出会って、結婚もしたと聞きました。
久しぶりに会った彼は、以前とはまるで別人のように、自信に満ち溢れていました。
「一番大きかったのは、自分の自信がなくなる環境に、身を置くのをやめたことだった」
彼はそう言っていました。
どこにいるか。
誰といるか。
それは、思っている以上に、大切なことなんだなと感じました。
学校に行けなくなる子どもも、その親も悪くありません。
周りや環境が悪いと、何かを攻撃することでもないと思うんです。
ただ、一度壊れてしまった心は、なかなか元には戻らない。
これは、今の私が、身をもって感じていることです。
だからこそ。
壊れてしまう前に、離れる。
壊れてしまう前に、余白を作る。
そのことを、伝えたいなと思いました。
子どもも、きっと同じです。
今いる学校に行けなくなったとしても。
大人も子供も、自信を持って生きていける場所はきっとどこかにあるはずです。
居場所というのは、誰にでも必要なもの。
自分に合う場所、子どもに合う環境。
それを探すことを、どうか諦めないでほしい。
私自身、仕事を辞めて、環境を変えたことで。
今、こうして生きていけています。
今日、少しだけでも。自分や大切な人の「居場所」について、考える時間を作ってみてください。
今日も読んでいただきありがとうございました。
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