義父の病院送迎は「ただ車で送り迎えするだけでしょ?」と思われがちですが、実際はなかなかハードです。
👇義父が倒れた日の話
通っているのは県内でも有数の大病院。
「今日は診察だけ」と思っていても、急に検査が入ればまるまる1日コースになることもあります。
さらに義父は左耳がほとんど聞こえないため、診察や検査では私が横についてフォロー必須。
医師や看護師の説明を隣で繰り返したり、声を届ける役割があります。
ただ座って待っているだけ、というわけにはいきません。
そこに重なるのが、子どもの帰宅時間。
まだ小学校低学年なので、15時頃には家に帰ってきます。
夫がいない日は義母に頼むことになりますが、正直、気をつかうのであまり頼りたくありません。
私の実家は車で3時間の県外。気軽に「ちょっと助けて」と言える距離ではありません。
結局、この状況を回すのは私自身です。
在宅で仕事をしている分「融通がきくでしょ」と見られがちですが、実際はキッチンとパソコンと病院と子どもの帰宅に追われて1日が終わります。
もちろん義父の「助かったよ」のひとことで救われる瞬間もあります。
でもやっぱり、送迎は運転だけじゃなく、待つことも、フォローすることも、子どもの時間をやりくりすることも全部込み。
介護の影のハードさって、こういうところにもあるんだなと実感しています。