これは少し過去のことを振り返っています。
前回のお話はこちら👇
やっと「ここで決めよう」と思える物件にたどり着いたのに、義父の一言で契約は白紙になりました。
もう、すごろくで“ふりだしに戻る”を引いたときのような絶望感。
心の中では思わずちゃぶ台をひっくり返したいくらい(実際にはひっくり返してませんが)荒れ狂っていました。
義父の住む場所をどうすればいいのか悩んでいたとき、夫との会話の中で「施設に入れる可能性はないのかな」という言葉が出ました。
私は正直、「生活保護を受けていることや借金のこともあるのに、施設なんて受け入れてもらえるはずがない」と思っていました。
でも夫は「それでも支援を受けられることもあるし、まずは一度聞いてみたらどうかな」と言ってくれたのです。
そこからケアマネージャーさんやケースワーカーさんに相談を始めました。
すると「条件によっては入居できる可能性もある」と教えてもらいました。
想像していたよりもずっと現実的で、支援の仕組みがあることを初めて知りました。
そして「まずは施設を一度見学してみませんか?」とケアマネさんに声をかけてもらい、私たちは実際に足を運ぶことになりました。
義父の“次の暮らし方”を探していた私たちにとって、それは新しい扉が開いた瞬間だったように思います。
🌱ケアハウスって?
私もそのとき初めて知りました。
ケアハウスは、自立して生活できる高齢者が入居できる施設です。
食事を用意してくれたり、安否確認をしてくれたり。
「まだ介護までは必要ないけど、一人暮らしは不安…」という人が安心して暮らせる場所なんです。

家を探しては振り出しに戻る…そんな日々に光が差したような感覚でした。
もちろん不安はありましたが、それ以上に「義父の新しい暮らし方が見つかるかもしれない」という気持ちが芽生えていたのを覚えています。
次回は、初めて施設を見学したときのことを振り返ってみようと思います。
今日も読んでいただきありがとうございました。
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