ふくまる日記

毎日の子育てと介護。泣いたり笑ったりしながら書いています

いつもの備蓄とはちがう、わが家で静かに仲間入りした“ひとつのストック”

今週のお題「ストックしているもの」

災害用の備蓄って、我が家では暮らしの一部になっています。
うちの場合は、水・トイレットペーパー・鯖缶・レトルトごはん・レトルトパック・カセットボンベ、賞味期限の長い羊羹やお菓子などなど。
どれも「切らすと不安になるもの」で、災害も見据えてローリングストックでゆるく回しています。

買ったものは賞味期限を気にしながら食べて、また補充して。
特別に気合いを入れてるわけじゃないのに、続けていると安心感があるから不思議です。

そんな中で、今年になって急に仲間入りした“新人ストック”があります。
それが あさり
しかも冷凍の。

あさりが“新人ストック”に仲間入りした理由

いつものスーパーで、あさりをまったく見かけなくなったのが始まりでした。

「あれ? 最近あさり見ないなぁ…」
そう思いながら数週間。
好きな食材ほど、なくなるとすぐ気づくんですよね。

帰省したときに父母へ何気なく話したら、まったく同じ状況でびっくり。
「うちも全然ないけん、業務スーパー行ったら探しよるよ」と、あさり談義が思った以上に盛り上がりました。

その流れで、わが家でも冷凍あさりをストックすることに。

最初は「冷凍!?」と思ったんですけど、使ってみるとこれが美味しくて。
味は変わらないし、しっかり出汁も出てくれるので、もうすっかり普通の食材として食卓に出すようになりました。

ストックといっても、冷凍庫の端にひっそり並んでいる程度。
でも、この“端っこのあさり”が、忙しい日には本当に助かるんです。

あさりがあるだけで、食卓がほっとする不思議

夫も娘もあさりが大好き。
なので冷凍庫にあると、すぐ使ってしまいます。

一番出番が多いのは あさりの味噌汁
忙しい日の夕ごはんに出すと、「今日の味噌汁いいやん」と家族の反応がいつもよりよくなります。
夫は仕事が忙しくなって疲れてくると、「あさりの味噌汁が飲みたい」と言い出すくらい。

味噌を溶いたときにふわっと香りが広がって、手間はほとんどないのに「丁寧に作った風」に見せてくれる心強い存在です。

休みの日は、ちょっとした晩酌のお供にも。

・あさりバター
・あさりの酒蒸し

どちらもフライパンひとつでぱっと作れて、見た目の満足感も高くて
「今日は疲れた…」という日にちょうどいいんですよね。

“見かけない理由はよく分からない”ままの、新しい習慣

どうしてこんなにあさりを見かけなくなったのか、実は今でもよく分かりません。
漁の影響なのか、タイミングなのか…。
考えても結論が出ないので、とりあえず深追いせず。

ただ、理由がわからなくても、

「好きなのに手に入りづらいなら、冷凍でストックしとこ」

という気持ちだけは自然と生まれました。

大げさなことではないけれど、こういう小さな工夫が暮らしの安心につながるんですよね。

ストックを見ると、今の暮らしがちょっとだけ見えてくる

あさりのストックが増えてから、
“わが家らしさ”がまたひとつ増えた気がします。

災害用のストックは「もしものときの安心」。
冷凍あさりは「今日をいつもよりおいしくするため」。

どちらも大事で、どちらも暮らしを支えてくれています。

これからも、増えたり減ったりしながら、
ゆるくストックとつきあっていこうと思います。

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今日も読んでいただきありがとうございました。
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