週末、家族3人で義父の施設へ面会に行ってきました。
夫と私、そして娘。
みんな揃って顔を見せるのは、少し久しぶりです。
以前も書いていた通り、夫は私たちが東京旅行から帰ってきた直後に入院してしまっていたので、ようやく一緒に行けた……という感じです。
ちょうど夫が入院した日は、義父の通院日と重なっていて。 帰りの車内で、私が運転中に夫から「体調が悪い」と電話があり、車内ハンズフリーで会話を全部聞かれてしまっていたんですよね。

あの車内での電話で夫の不調を知って以来、義父はずっと気にかけていました。
夫が入院している間は、ほぼ毎日私に電話がかかってきていました。
「あいつは大丈夫なんか!?」 「ちゃんと飯は食えとんか?」
普段は夫とほとんど会話しない義父が、あんなに息子の心配をするなんて。そんなに心配なら直接電話すればいいのに(心の声)。
やっぱり親は親ですね。
再会の第一声と、まさかの「小言」
部屋に入って夫の顔を見た瞬間、義父は本当にホッとした顔をしていました。
そして開口一番、「大丈夫なんか!?」と。
夫は相変わらずぶっきらぼうに「大丈夫や」と一言だけ。
でも、その短い言葉だけでも、二人の表情は穏やかでした。
……と、ここまではいい感じだったんですが、急に義父が話し始めたんです。
「酒はほどほどにせないかんぞ」 「たまにでも、タバコは吸うなよ」
えっ? と思いました。 私が言ってもいないのに、なんで夫の痛い所を知ってるの?
まるで心の中を覗かれているような、あるいは私が昔こぼした愚痴を覚えていたのか……。 私が夫に言いたいことを、全部代弁していました(笑)。

義父の激変と、夫の沈黙
そして驚いたのが、義父自身の変化です。
前回の通院で先生に「もっと動かないと」と言われたのを守って、毎日散歩と自室でのトレーニングを始めたそうなんです。
「おかげで足が軽くなってきたわ」
そう笑う義父の顔色は、以前よりずっと良くなっていて、声にも張りがありました。
夫はそんな義父の話を、黙って、でもじっと聞いていました。
帰り際、義父が夫に向かって真剣な顔で言いました。
「無理するなよ。体、大事にせーよ」
自分もリハビリ中で大変なはずなのに、やっぱり子供の身体が一番心配なんでしょうね。
それに対して夫は、
「人の心配はいいから、自分の心配だけしとき」
なんて、憎まれ口を叩いて返していました。
横で聞いていた私は「素直じゃないなぁ」と思いましたが(笑)、まあ、これが夫なりの表現方法なんでしょうね。
「親父こそ、元気でいてくれよ」という気持ちが、そのぶっきらぼうな言葉の裏に見えた気がします。
親の背中と、私の正直な気持ち
帰りの車の中。
ハンドルを握る私の横で、夫がポツリと呟きました。
「俺も身体動かそうかな」
まだ本調子ではない夫ですが、義父があんなに頑張って、実際に元気になっている姿を見て、何か感じるものがあったのかもしれません。
私は何とも言葉が思い浮かばず「そうやね」と返しました。
親の背中を見て、子が動く。 いくつになっても、親子はお互いに影響し合っているのかもしれないですね。
いろいろあった怒涛の1月前半でした。
正直なところ、この出来事を「はいはい」と少し冷めた目で見ている自分も心の中にはいます。(夫婦関係も介護もきれいごとだけじゃないですしね……)
でも、最後はなんだか温かい気持ちになれたのも事実。
とりあえず、夫も義父も少しずつ自分たちのペースでやっていってくれればと思いました。 私も、ぼちぼちやっていこうと思います。
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